八戸工場大学2020
カリキュラム・募集要項

新型コロナウイルスが、私たちの暮らしにさまざまな影響と変容を与えています。家庭紙の工場を持つ八戸においても、トイレットペーパー不足騒動が起きたことは記憶に新しいところです。
今年の工場大学は、「オンライン講義」を中心に開催します。なかなか遠くに出かけられないからこそ、あらためて自分の住む地域を、工場を切り口に知る楽しみをみなさんと共有したいと思います。また、オンラインで気軽に他の地域の人と繋がることができる利点を生かし、各地の工業都市ともお話をつなぎます。


Topics
オンライン講義の一部をYouTubeで配信しています。
今後のライブ配信
全国工場夜景都市オンラインリレー
日時:2021年1月20日(水)19:00~20:45
講師:川崎市・四日市市・高石市・周南市(全国工場夜景都市協議会加盟都市)
視聴方法:当日、下記の配信URLからアクセスし、八戸工場大学Youtubeチャンネルから発信する映像をご覧ください。
配信URL:https://youtu.be/lgkhLz6OzG4
アーカイブ
はちとま連携企画「フェリーでつながるお向かいの港湾都市」
日時:2020年11月25日(水)19:00~20:45
講師:川崎近海汽船先生、日本CCS調査先生、苫小牧市(港湾・企業振興課、苫小牧市美術博物館)先生、八戸市(商工課)先生
講義内容 (全6回)

今年度は、ZoomやYouTubeを活用して、オンライン講義を中心に開催します。オンライン受講が難しい方は、会場受講にお申し込みください。また、第2回・第5回講義は、申込不要で、どなたでも視聴できる「オープンキャンパス設定回」です。
【受講方法・場所】※受講方法により異なります。募集要項と合わせてご覧ください。
□オンライン受講生→Zoom、YouTube
□会場受講生→八戸ポータルミュージアムはっち (2階シアター2)
□オープンキャンパス生→YouTube
日時
内容・講師
対象
第1回
11月11日(水)19:00~20:45
◆オリエンテーション
◆トイレットペーパーがない!? 八戸の家庭紙工場
講師:三菱製紙八戸工場先生
オンライン受講生
会場受講生
第2回
11月25日(水)19:00~20:45
◆はちとま連携企画「フェリーでつながるお向かいの港湾都市」
講師:川崎近海汽船先生、日本CCS調査先生、苫小牧市(港湾・企業振興課、苫小牧市美術博物館)先生、八戸市(商工課)先生
オープンキャンパス
オンライン受講生
会場受講生
オープンキャンパス生(一般)
第3回
12月2日(水)19:00~20:45
◆新美術館建築工事仮囲いの中で
講師:鴻池組・田名部組・東復建設特定建設工事共同企業体
オンライン受講生
会場受講生
第4回
12月16日(水)19:00~20:45
◆人工構造物の魅力「魅惑のドボク」
講師:八馬智先生(千葉工業大学教授)
オンライン受講生
会場受講生
第5回
1月20日(水)19:00~20:45
オープンキャンパス
◆全国工場夜景都市オンラインリレー
講師:川崎市先生・四日市市先生・高石市先生・周南市先生(全国工場夜景都市協議会加盟都市)
オンライン受講生
会場受講生
オープンキャンパス生(一般)
第6回
2月3日(水)19:00~20:45
◆工場とアート「記憶の痕跡をこすりとる」
講師:岡部昌生先生(美術家)
オンライン受講生
会場受講生
講師・工場プロフィール

1967 年創業。国内有数の製紙工場として、また地域を支える地元産業として、半世紀以 上にわたり良質な紙を生産。近年は、企業間連携によるバイオマス発電事業への着手や家庭紙工場の新設など、未来を見すえた基盤強化を進めている。

1966年創業。国際物流を担う近海部門、国内の複合 一貫輸送網で活躍する内航部門、産業と暮らしを支えるフェリー部門の3事業を展開。八戸港から苫小牧港へ1日4便、室蘭港へ1日1便運行し、本州と北海道の大動脈である。

国から委託を受け苫小牧市で日本初のCCS大規模実証プロジェクトを実施中。CO2の分離・回収、圧入、貯留までの一貫システムで、昨年11月に目標としていたCO2の海底化の地中への圧入30万トンを達成。引き続きモニタリングを継続中。

千葉工業大学創造工学部デザイン科学科教授。都市景観、土木構造物、公共空間、産業観光などを対象に、警官デザインに関する研究を行う。著書に『ヨーロッパのドボクを見に行こう」(自由国民社2015年)

美術家。フロッタージュの手法で、場所や時が記す痕跡から記憶を想起させる表現を続けてきた。ヒロシマやフクシマの痕跡、ヴェネチアビエンナーレ、光州ビエンナーレなどの国際展。市民とのコラボレーションも多数。 写真:砲撃され破壊された公益質屋遺構|沖縄・伊江島
